企業のみなさまへ

労使トラブル診断
社内インディ制度コンサルティングサービス
社会貢献
unicef感謝状2008年
unicef感謝状2006年
unicef感謝状2005年
unicef感謝状2004年
メンバーズルーム
人事労務コラム・社長の部屋

中小企業経営者への法務実務アドバイス(第6回)

〜関連会社へ出向を繰り返した社員からクレームが発生〜


SRアップ21高知 (執筆担当は文末) 

社会保険労務士からのアドバイス 税理士からのアドバイス
弁護士からのアドバイス ファイナンシャルプランナーからのアドバイス


事例概要
T社のH社長は事業意欲が旺盛で、数年前から多角経営に精を出しています。
グループ法人の社長はH社長の腹心の部下や親族が務めています。
主な業種は、中華料理店、居酒屋、カラオケボックスなどで繁華街に店舗を有しています。

数年前から、節税対策と言うのかグループ法人を一つの会社とみなしたような人事異動が始まりましたが、それぞれの会社で働く社員は、名目上の社長はいるもののH社長を本当の経営者だと思っています。 そんなことから、給与明細書の会社名が変ったり、健康保険被保険者証が別会社に変っても、気にする者はいませんでした。
社員は、どこの会社で働いていても、グループ会社全体が自分の会社だと思っています。
社長は社長で、グループ全体で経営を捉えており各法人の独自性や主体性など考えていませんので、社長に逆らいさえしなければ、自分の身は安泰と社員は考えています。

ところが、あるグループ会社で、アルバイトを社員に登用した結果、これがきっかけでトラブルが発生することとなってしまいました。
このアルバイトは、忠誠心や責任感が強いことを買われて社員に登用されたのですが、グループ会社の内情を知るにつれて、恒常的に行われる転籍出向や税務上の取り扱い、さらには労働法規上に問題があるのではないかと思い始めました。
そしてある日、労使トラブルの危険があることをH社長に進言しました。 当然H社長が一社員の言うことなど聞くはずもなく、その場でその社員を解雇しました。
その社員は、「税務署や労働基準監督署に訴えてやる。」と捨て台詞を残し、会社を去りました。

T社の概要
創 業: 昭和49年  本社 高知市 グループ関連企業6社  
社員数: グループ全体65名、グループ全体のパート・アルバイト241名 
業 種: 飲食店、カラオケボックスの経営  
経営者像:65歳、メイン事業として別に不動産業を経営

事故発生の背景
社員を「駒」のように取り扱うH社長には、基本的な法律知識がありませんでした。 また、これまで何の問題もなかったことから、ますますワンマン化が増長したような感じです。
「何も問題がなかった」ことで、顧問税理士、社会保険労務士などのブレーンもなく、多少知識のある社員がグループ各企業の税務・総務業務を処理していました。
当然、就業規則を始めとした会社のルールなどなく、その場での独断と偏見による裁定がH社長の労務管理でした。

今回は"出向"という事例を、SRネット(social resources net work)高知が専門的な解説を含め、問題解決の手順をご紹介いたします。

経営者の反応
社員を解雇したものの、なんとなく後味が悪かったH社長は、幹部社員を召集し、意見を聞いてみました。
最初は口が重かった幹部社員たちからも、
「自分たちの事はともかく、一般社員に対しては、合法的な処遇を定めた方が良い。」
「これからの危機管理のためにも対策をたてよう。」
という意見が出るようになりました。

「パート・アルバイトを合わせると300名を超すグループですよ。」
H社長も危機感を感じた様子で、「まずは専門家に頼ってみるか。」と結論づけました。
社会保険労務士からのアドバイス 税理士からのアドバイス
弁護士からのアドバイス ファイナンシャルプランナーからのアドバイス
社会保険労務士からのアドバイス 税理士からのアドバイス 弁護士からのアドバイス ファイナンシャルプランナーからのアドバイス

(▲ページのトップへ)


SRアップ21